帳簿の小部屋

帳簿って

帳簿と聞けば、煩わしいや難しいなどと、あまりいいイメージをもたれていない方が多いのではないかと思います。会社を経営する上で、帳簿をつけることは不可欠です。 帳簿をつけていなければ、会社が儲かったのか損したのかがわからないからです。 会社の経営者であれば、帳簿をつけてなくても会社が儲かっているか損しているかは感覚でわかりますが、 帳簿を重要だと感じ、自分自身の損得感覚と実際の会社の帳簿とのズレがないかをちゃんと照合しているのです。

それでは、実際に帳簿はどういう役割を果たしているのでしょうか?帳簿の役割を考えますと、以下の3点をあげることができます。

@ 過去の取引を記録する。

過去の取引よりも今現在の売上を上げることに気がとられがちですが、 帳簿により会社の経営成績や財務状態を把握することはとても重要なことです。 確かに売上を上げることは大事なことだと思います。売上を上げないと事業も継続することができないからです。 しかし、売上が上がれば、いくら上がって、最終的に経費をさしひていくら余ってくるのかを把握しておかなければ、 事業を継続していくのが困難になるからです。帳簿は会社の健康状態のバロメーターになってくれるすごく重要な存在です。いかがでしょうか?帳簿に関心を向けてみてはどうでしょうか?

A 現時点の資金繰りをする。

会社がいくら儲かっていても倒産することがあります。 このケースで倒産する場合は資金繰りをおろそかにしていることが考えられます。 経費がかからない商売であれば、 資金繰りのことは考える必要はありませんが、経費がかからないという商売は考えにくいのです。 お金を儲けるのと同時にコストがかかってきますので、そのコストの支払をどうするのかを解決するときに資金繰りのこと考えなければならないのです。

B 過去から現時点の帳簿を参考にして、これからの事業計画をたてる。

帳簿は過去に行った取引を記録するものですが、 それを使っていろいろと利用することができます。例えば、売上が前年より減少していることがわれば、 販売促進・営業がうまくいってないのか又は商品の需要が減ってきているのかを知ることができます。 そして、どう改善していかなければならないのかを見直す機会を帳簿は与えてくれます。

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